マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2021/1/12(火)~2021/1/15(金)の市況

インターバンク市場

今週のインターバンク市場は、積み期終盤にあたることから、引き続きしっかりとした地合いが続いた。日銀当座預金残高が概ね480兆円台後半で推移する中、無担保コールO/Nは、邦銀を中心に▲0.050~▲0.005%のレンジでの出合いとなった。12日の加重平均レートは▲0.016%と先週に引き続き高水準で始まった。週末要因が剥落し、一部ビッド水準を引き下げる先がみられたが、全体としては堅調であった。週末15日が翌積み期にかかる週末となるため、O/N調達を前倒しする動きがみられ、13日▲0.012%、14日▲0.008%と上昇していった。積み最終日にあたる15日は、翌積み期にかかる調達を見送る先が散見される一方、全体として資金調達ニーズは底堅く、▲0.050~▲0.005%での出合いとなっていた。ターム物に関しては1~2W物のショートタームで引き合いが散見された。

レポ市場

今週のGC T/Nは、ほぼ前週並みの水準で推移した。週初12日のT/Nは▲0.075~▲0.065%の出合い、翌13日のT/Nは▲0.08~▲0.065%で推移した。翌14日のT/N(15-18日)は積み期間を跨ぐ取引となり、前場はオファーサイドが積極的だったものの、後場に投資家の資金調達が一服した後は強めの出合いも見られ、▲0.085~▲0.075%の出合いとなった。15日のT/Nも、▲0.08%出合いと横ばい圏で推移している。
SCについては、2y413~420、5y140~145、10y354~360、20y171~174、30y65~69、40y13などカレント銘柄を中心にビッドが多くみられた。

短国市場

今週の短国市場は、先週の入札ラッシュを無難に通過したこともあり、3M物は▲0.095%近辺、6M物は▲0.100%台での出合いがみられるなど、若干の需給の改善が見られた。1Y物は動意なく閑散なマーケットとなった。
13日に実施された短国買入オペは、市場予想より若干少なめの15,000億円でオファーされたが、平均落札利回較差+0.002%、按分落札利回較差+0.000%と、無難な結果となった。
15日に実施された3M物の入札は、WI取引において▲0.094~▲0.092%での出合いが見られる中、平均落札利回▲0.0926%、按分落札利回▲0.0902%と、順調な結果となった。結果発表後のセカンダリーマーケットでは▲0.100~▲0.096%出合いと、堅調に推移した。また、今回の発行額は67,000億円となっており、前回から減少した。

CD・CP市場

今週のCP市場は、15日に電気機器、卸売、電力等複数の業態で大型発行が見られた。投資家の需要は引き続き強く、0%以下でまとまった額を調達するケースが散見された。週間の金額ベースでみると、3,800億円程度の償還に対して、7,600億円程度の発行と発行超となった。市場残高は、事業法人の残高増加が寄与し、週後半には25兆円台となった。発行レートについては、大型発行の場合でも概ね0%以下となっている。特に、稀少銘柄では、CP等買入オペの水準を下回る買いがみられた。
14日にはCP等買入オペが、予定通りの6,000億円でオファーされた。発行市場においてはレートの低下が続いているものの、直近のオペにおいては▲0.03%台の按分レートが続いており、今回も按分レートは▲0.03%と、これまでとほぼ同水準となった。また、今回のCP等買入オペは応札の下限レートが▲0.09%と、これまでの設定より僅かに引き上げられた。直近の短国レートが上昇していること等が要因として考えられる。発行市場やオペ結果に対して、下限レートの引き上げの影響は見られなかった。

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